生まれによる格差

18歳が考えるべき、「自分の問題」としての学費(今野晴貴) - 個人 - Yahoo!ニュース
> 文科省は年間約54万円の国立大学法人の授業料が、毎年2万5千円値上げされ、2031年には93万円程度に引きあがるという試算を示した。今後15年間で実に40万円近く値上げされるということである。授業料値上げは、いうまでもなく、大学進学における経済格差を引き起こす。教育の機会均等という観点からは非常に大きな問題であり、「生まれによる格差」がより露骨に生じてしまう。

年収の3分の1も!低所得世帯を苦しめる教育費地獄 | データで読み解くニッポン | ダイヤモンド・オンライン
> 年収が200万円以上400万円未満の場合、負担の割合は36.8%に上る。教育関連費用を「エンジェル係数」と名づけたのは野村證券だが、年収の3分の1以上を持っていく天使というのも、なかなかえげつない。もちろん、えげつないと言ってみたものの、子どもが悪者なわけではない。高額の入学金や授業料、「大卒以上じゃないと採用しないよ」みたいな風潮のほうが問題だ。

データえっせい: 生まれが「モノ」をいう社会
> 教育費支出が最下位にもかかわらず,ライフチャンスの階層的規定性に対する意識が薄い。そういう奇異な社会です。誤謬があるかもしれませんが,お上にとって都合のよい事態になっているといえるでしょう。最近,教育と貧困・格差の問題がメディアで多く取り上げられ,この問題への関心が高まってきました。