日本的雇用システムが女性の活躍を阻む

http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yamaguchi/09.html
> 女性には、長時間労働も拘束性の強い働き方も、男性並みに出来ようがない
> 女性が結婚や育児を契機に退職する
> 企業が女性は結婚・育児離職するものという前提のもとに、女性に対し人材投資や人材登用をしない
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> 時間的拘束性の強い働き方から、労働者の時間管理の自律性のある、柔軟な働き方に変える必要がある
> 長時間労働に依存し、1日当たりの生産性を重視する働き方から、時間当たりの生産性を重視する働き方に転換する
> わが国の時間当たり生産性は、他の多くのOECD諸国より低い
> 長時間労働でなく職務達成の評価により昇進・昇給機会が与えられるルールを確立する

http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/tsuru/26.html
> 共働きの夫婦が子育てをするには、両者がともに長時間労働というわけにはいかない。ワーク・ライフ・バランスがあたりまえにならなければならない
> 女性が活躍するには女性が「男になる」ことが必要とされた。男女雇用機会均等法は結果的に、女性も男性並みに働くことを強要した
> 男性以上に長時間労働に励んだ女性は、そうすることによって男性社会を勝ち抜いてきた
> 男性正社員が妻を支えるために一歩退いて働く選択肢は用意されていない
> サービス残業を含め、青天井の長時間労働がなされている。日本の長時間労働は世界的に見ても、異様と言うほかない。過労死というものが存在していること自体、諸外国では信じられない