生まれによる格差

低所得の家庭の子供は低学力に? 経済力による「教育格差」が問題に - ライブドアニュース
> 親の収入などによる格差が子供の教育や学力にも反映される「教育格差」が大きな問題になっている。
> 3人に1人が「金銭的負担がネックになり子供の進学希望を、十分に叶えてあげられなかった」と回答している。この回答率は、世帯年収が下がるにつれて高くなり、500万〜600万円未満で50.6%、200万〜400万円未満の世帯では61.6%におよぶ。
> 親の経済力によって大学進学率に差がつく理由について、今井氏は「問題なのは、公的な教育投資が少ないことです」と語る。
> 日本はOECD経済協力開発機構)加盟国の中でも、GDPに占める公的な教育費の割合が最低ランクで、国や社会が教育費用を負担しない分は家庭からの私費で賄われています。
> 私費負担する教育費の中でも、学習塾や民間の教育産業など、学校外教育費の割合は高い。
> これだけ少子化が進んでいるにもかかわらず、教育産業は衰退していないのだ。
> その結果、引き起こされるのが「貧困の連鎖」だ。親の収入と子供の学力が比例する「教育格差」によって、貧困は解消されることなく連鎖する。

社会:オピニオン:教育×WASEDA ONLINE
> 学歴獲得競争のスタートラインは平等ではありません。育つ家庭によって、学校で高い成績や評価を得ることに有利な子がいる一方、そうでない子たちがいます。
> 小学校入学前ですでに大きな学校外教育の経験格差が存在します。
> 習い事の種類数だと、特に未就学から小学校1年生の段階で拡大傾向にあります。
> 初期の家庭環境による差が、小学校時代を通して習い事量、読書量、学校適応、学習時間などの格差に変換されながら子の学校での評価を分化するわけです。
> 偏差値の高い進学校は「勉強ができる生徒が通う学校」でもあるのですが、「家庭環境に恵まれた生徒が多く通う学校」でもあることがわかります。