まあ、そろそろ「20世紀型」とは決別しないとあれかね。

№313 これからの高齢者雇用 - 連合総研
> 駒村康平(慶應義塾大学経済学部教授)
> 肉体能力の低下はさけられないし、個々人のばらつきも大きい
> 認知能力・知能は、それほど落ちない
> 流動性知能は、想像力や抽象的な思考能力であり、これは加齢とともに低下する
> 結晶性知能、つまり経験に基づく判断、経験知、言語、社会的な判断力は、加齢とともに低下はしない
> 人生のさまざまな問題に対する深い知識や判断能力、また文脈や多様な価値観を理解し、予定外の出来事に対応できる能力は加齢とともに落ちてくるわけではない
> 20世紀を特徴づける工業化社会、福祉国家成立の以前の社会では、多くの人々が死ぬぎりぎりまで働く「生涯現役社会」であった
> 寿命が1年長くなると実質経済成長率は0.3−0.5%高くなる
> 年齢で人間を区分、管理するというのは、20世紀の福祉国家と工業社会における仕組みであり、長い人類の歴史のなかでは例外的
> 年齢で区別して管理する社会の仕組みの意義は失われつつある