低偏差値校には受験生が集まらない

> 皆親が貧乏だったし、勉強も進学校と比べるとおままごとのようなレベルだった。
> 偏差値30の3年間は、肯定の言葉にあふれていた。アルファベット26文字を書くなんて下手したら小学生でもできることだ。でもそれができることは、傷の舐め合いでもなんでもなく、心からすごかった。できないからって馬鹿にするやつなんて居なかった。
> 大学で工学を学んでいる。
> 大学レベルの講義を聞けるし、私語をする人はいないし、講義中に紙飛行機を飛ばす人も居ない。
> お前はテイラー展開が出来ない。お前はTOEICで500点すら取れない。お前はルジャンドル変換が出来ない。お前はシュレディンガー方程式が解けない。
> 中学3年生に戻れるとして、俺はきちんと勉強をして進学校を受験し、競争する道を選ぶだろう。
> 偏差値30の母校がどうしようもなく懐かしくなる。
偏差値30の高校は、間違いなくジャパリパークだった

2点。低偏差値校には受験生が集まらないので、潰れやすい。
競争するなら、意味のあることで競争しないと疲弊するだけ。