「若者の貧困」に大人はあまりに無理解

「若者の貧困」に大人はあまりに無理解すぎる | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
> 「若者なんだから、努力すれば報われる」という主張など、ナンセンスである
> 就職活動で人気があるのは、やはり一部上場企業であり、公務員志望の学生も増えている。しかし当然ながら、上場企業へ入社できたり、公務員になれる人数はもともと決まっている
> 賞与や福利厚生がない職場も多く、働いたからといって、生活が豊かにならないことが現在の労働市場で起こっている
> 若者たちが働いても「しんどい」状況は、労働社会学者が指摘するように、大人たちによって"つくられた"
> 社会保障が充実している他の先進国では、賃金に依存しなくても、ある程度暮らしていけるため、過酷な労働にはそれなりの対価が支払われる
> 労働市場の劣化は、若者の労働意欲を奪っていく。どのように働いていくべきかを悩み、資格をいくつも取る人々、自己啓発に関する書籍を読みあさる人々などをよく見かける。本質的には、この労働市場の構造を変えずに、彼らの苦悩は消えない
> 家族自体が自らの子どもを、搾取の対象とする事例もある
> 家族の存在自体が温かいものではなく、若者本人に対して、害悪を与える存在として機能する場合もある
> 家族と別居して暮らしたいが、生計を維持できないから、自由な暮らしを阻害されている