Fランク

CiNii 論文 -  大学進学によって追いつめられる若者 : セーフティネットとしての学校教育を考える
> 職業に就けるという確実性がなくなったが、学校に入らなければ、確実性どころか、可能性さえない
> 高校生活の延長のように考えて、ひたすら出席し、学習に対しては受け身という大学生の「生徒化」現象は、大学生の側から一方的に起こった変化ではなく、出席を重視して成績評価を行う大学側の共犯関係によって進行している
> 成績の重要性を認識する学生が多いにも関わらず、実際の授業態度や学習活動には結びつかない空洞化した業績主義が蔓延している