日本の採用

具体的な職務・職業スキル・産業スキル・職業経験が求められない日本の新卒採用・人事システム(古谷有希子) - 個人 - Yahoo!ニュース
> 学生側には就業スキルつまり「採用してもらえるポテンシャルを示せるスキル=学力(学歴)」があれば採用されるので、学生のうちから職業スキルを磨くということをする必要がありません。そもそも「一括採用」でどこに配属されるかもわからないので、前もって産業・職業スキルを身につけておいても、それを使える保証さえないのですから仕方の無いことです。学生のうちに産業・職業スキルを磨くことも、職業志向を持つことも、それに関連する経験を持つことも求められていないのです。
> プログラミングがちょっとできて、IT関係の小企業でアルバイトしている非有名大学出身者より、超有名大学を出ている普通の学生の方が大手企業での就職には有利でしょう。そもそも毎年何千人、何万人の応募者をさばかなければいけない大手企業の新卒採用で、担当者に一人一人の経歴やスキルを丁寧に見る余裕などありません。
> 資格やパソコンなどの職業スキルを磨くこと、企業と提携した単位付きインターンシッププログラムや、キャリア教育に熱心に取り組んでいるのは、名門大学よりも地方国公立大学やいわゆるFラン私立大学、女子大などの非名門大学です。