要するに、過剰適応。

> 就活の時に「女性の働きやすさ」を重視せずに、自分と同じような職場の男性と結婚し、その職場を知るがゆえに夫への育児の分担も積極的には求めない「マッチョ志向」のタイプが辞めてしまいやすい
> 男に混じっての競争を勝ち抜いてきたゆえに、「女性の働きやすさ」といった要素で仕事を選ぶことをよしとせず、自分と同じような価値観をもつ「マッチョ志向」の男性と結婚し、そして出産とともに以前のように「男なみ」に働けなくなった自分や、補助的な仕事しか回してこない職場や上司に絶望して辞めていく
> 企業社会によく適応していたからこそ、壁にぶち当たった
> 競争を勝ち抜き、正解を選んできたはずなのに妊娠・出産とともに急に行き止まりにぶち当たる
> そんなに仕事が好きなら稼ぎがイマイチでも家事・育児が好きな男性と結婚すべきだ
中野円佳『「育休世代」のジレンマ』(光文社新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期