キャリア教育

ブラック企業と就活③ キャリア教育の問題は - きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影
キャリア教育は、就職難で学生がなかなか仕事に就けず、就いたとしてもすぐに辞めてしまう事態のなかで、急速にすすめられてきました。
しかし、そこには職場自体を変えるのではなく、若者の側をテコ入れすることで矛盾を糊塗(こと)しようとする大きな問題があります。
「若手も活躍しているいい企業ですね」などという発表の後で、実際に現場を知る人に実はブラック企業だという現実を話してもらうと、学生はショックを受けます。
就活支援の問題の一つに、エントリーシートを書くために、徹底的に自己分析をさせるという弊害があります。
精神的に不安定な就活生につけこむかのように、就活のテクニックを伝授する民間セミナーが大学にまで入り込んでいます。